【1話視聴後評価】令和元年秋アニメおすすめ作品紹介!(感想レビュー付)

【1話視聴後評価】令和元年秋アニメおすすめ作品紹介!(感想レビュー付)

令和元年秋アニメの1話を見た上で、評価・感想とあわせて各作品の見どころ等を紹介します。

※随時更新。

 

なお、記事は次のように構成しています。

①作品の期待度(1話視聴後の印象で判断)

②作品概要・あらすじ

③見どころ・感想・評価

※ショートアニメ・女性向け・シリーズものは原則、対象外。

 

令和元年秋アニメ 期待度まとめ

※2019年10月13日更新

評価:★★★★★(必見・見ないと損)

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-


評価:★★★★☆(おすすめ・高評価)

アサシンズプライド
アズールレーン
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
旗揚!けものみち
バビロン
BEASTARS


評価:★★★☆☆(相性がいいなら見ておきたい)

俺を好きなのはお前だけかよ
神田川JET GIRLS
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-
ノー・ガンズ・ライフ
星合の空
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
ライフル・イズ・ビューティフル
私、能力は平均値でって言ったよね!


評価:★★☆☆☆(様子見・化ける可能性は0じゃない)

歌舞伎町シャーロック
真・中華一番
慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
Z/X Code reunion
放課後さいころ倶楽部


評価:★☆☆☆☆(残念ながら1話切り)

アフリカのサラリーマン
戦×恋(ヴァルラヴ)

 

評価:★★★★★(必見・見ないと損)

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-

fate バビロニア (1)

【どんな作品?】

人気スマホ向けゲーム『FGO』の第1部の第7章を映像化したもの。
2クール予定。

 

2016年に人類は滅亡する。
滅亡の運命を回避するため、人類はその原因となる歴史の改変を決断する。

研究機関・カルデアに所属するマスター・藤丸立香は、サーヴァントでありパートナーのマシュと共に歴史改変の旅に出る。

6つの改変に成功した彼らが最後に訪れるのは”ウルク”。
神々と人類が共存するその地で、彼らを待ち受けている者とは・・・。

 

【視聴後の感想と評価】

この作品の評価で重要なのは、原作未プレイでもついて行けるのか。

私は、行けると思います(原作未プレイ勢)。詳細は後述。

 

さて、1話では早速の歴史改変の旅が始まり、見覚えがあるようなキャラ達のバトルが描かれました。

 

まず、アニメーションは文句なしにハイクオリティ

重厚な音が良い。
序盤の雷雨。中盤のバトルで身体が浮く飛翔音。斬撃の厚み。
映像に説得力をもたらす、良い効果音です。

 

そして、映像も見応え抜群!

背景をCGで描くことにより可能となった大胆なカメラワークが、サーヴァントによるバトルの苛烈さを表現。

それでいて、キャラの動きも身体の重みを感じるしっかりとしたもの。

更には、背動を用いた映像まで挿入されるとは・・・。

バリエーションとクオリティを両立させた素晴らしい映像です。

fate バビロニア (2)

fate バビロニア (3)

 

では、肝心の設定はどうか。

あらすじで書いた内容がわかってれば話にはついて行けると思います。
キャラクターについても、ウルクのキャラはこれから深堀りされるので概ね問題なし。

 

問題は、マシュと藤丸についてでしょう。
ここは1~6章の映像が割愛されているので、1話からだと関係性が掴みきれません。

fate バビロニア (4)

 

しかし、補完手段がきちんと用意されていてます

ひとつは、『Fate/Grand Order -First Order-』
原作のチュートリアル編を映像化したもの。マシュと藤丸の出会いが描かれます。

もうひとつは、『Episode 0』。
マシュのこれまでの人生を追体験する映像。

特に、『Episode 0』はマストだと思いました。
今作を描くために必要なものが、グッとつまってるように感じます。

この作品の主題が、「マシュが自分の人生にどのような答えを見出すのか」という点に集約されることがよく伝わってきました。

 

『Episode 0』はAbema等で配信しているので、ぜひこれを見てから超クオリティな作品を楽しんで欲しいと思います。 fate バビロニア (1)

 

評価:★★★★☆(おすすめ・高評価)

アサシンズプライド

アサシンズプライド

【どんな作品?】

富士見ファンタジア文庫刊行のライトノベル原作。魔法バトルファンタジー作品。

 

貴族であれば、誰もが有するはずの能力”マナ”。

マナを持たない”無能才女”のメリダのもとへ、暗殺者のクーファが訪れる。
彼の目的は、メリダを消すこと。

しかし、報われない努力を続けるメリダの姿に心を打たれ、彼女を助けることを決意する。

助けていることを誰にも知られてはいけない。
クーファの”アサシンズプライド”を賭けた戦いが始まる・・・!

 

【視聴後の感想と評価】

1話では、クーファとメリダの出会い。
そして、メリダがマナを得るまでが描かれていました。

 

”中二要素”はかっこいい
それを再認識する1話だったと思います。

序盤から容赦のない斬殺、ちょっと何言ってるかわからない台詞回し、黒服で暗殺者な主人公。

そして・・・
「暗殺者の慈悲-アサシンズプライドだ」

1話から中二要素がフルスロットルです!スクリーンショット (1463)

 

しかし、上品なBGMや綺麗な背景、動きのあるアニメーションが巧みに”中二”を彩る。

ラストシーンの挿入歌と共に、メリダの色が剥がれていく演出も面白い!
(個人的には、ここはもっとグロくても良かった気もしますが・・・)

丁寧に作られたアニメが、中二を「寒い」ではなく「かっけえええ」に昇華しているように感じました。

アサシンズプライド3

 

もう一つ、見逃せないのはキャラクター面

クーファの「影があるのに優しい。わりとチョロい」ところは好印象。
メリダも、金髪ロングな美少女で性格も健気といい感じ

クーファの黒猫を助けるという短いエピソードによるキャラ立ても小粋で、期待が持てます。 スクリーンショット (1462)

 

気になるところは、今後、制作陣の体力が持つか
そして、原作の起承転結が面白いかどうか。

特に後者は、既に原作が10巻まで発売しているため、キリのいいところがあるのかは未知数。

1話は素晴らしい出来だっただけに、期待したいところです。

※追記
2話以降のクオリティは大分低下。特にシナリオ・作画面での低下が目立つ。
したがって、2話以降は星3評価とします。

 

アズールレーン

アズールレーン

【どんな作品?】

同名のスマホ向けゲームが原作。

セイレーンと呼ばれる未知の生命体と戦う少女たちの物語。

 

【視聴後の感想と評価】

戦闘シーンが凄い!!

それに尽きる第1話でした。

 

キャラ紹介もそこそこに、尺の7割ほどが戦闘に使われています

本来、因縁のないバトルシーンから始める1話は褒められたものではない。

しかし、それを覆すような見ごたえのあるバトルになっていました。

 

まず、キャラの個性を出すための工夫がつまっている

槍と剣の殺陣、巨大狼の召喚、ユニコーン騎乗など・・・

艦隊戦という概念を度外視した、個性重視の演出が見応え抜群です!

アズールレーン (1)

続いて、作画と撮影について。

作画は、カメラワークのダイナミクスと、枚数を重視したもの。
アクションカットを2枚打ち、あるいは1枚打ちで処理するケースが多く、見ごたえがあります。

 

また、撮影も素晴らしい。

25分間に効果が入っていないカットはないんじゃないか?
というくらい、沢山の効果が使われていて見栄えが良い

戦闘面では、攻撃のエフェクトが綺麗に描かれており、映像の豪華さを引き上げていました。

アズールレーン (2)

総じて、映像だけなら今期の中でもトップレベルだと思います。

 

今後、気になる点としては、キャラの内面が見えるシナリオが描けるか
そして、シナリオと戦闘が繋がるかどうかでしょう。

期待です。

※アズーレーンは個別に感想記事を作成しています。よろしければご覧ください。

【5話まで感想】アニメ「アズールレーン」各話感想+キャラ紹介

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!

2019秋アニメ2

【どんな作品?】

GA文庫で刊行されているラノベ原作。
原作者は、『落第騎士の英雄譚』の海空 りく。

異世界に飛ばされた7人の高校生。
しかし、彼らは並外れた才能をもった超人であった。
彼らは、その才能を活かして異世界に革命の嵐をもたらしていく・・・。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、超人高校生たちのキャラ紹介。
そして、彼らが今後、どのように生きていくかを決めるまでが描かれました。

 

設定自体は、バリバリのなろう系。
しかし、この作品はかなり面白く見れました!

 

ポイントは3つ。

①主人公・司の政治家設定が飛びすぎてて逆に面白い。(被選挙権はどこへいった)
セリフもシュールな味があります。

②活躍シーンに嫌味がない。あくまで人のために力を使う姿に共感しました。

③女子キャラが可愛い!

2019秋アニメ

シナリオで気になったのは、ヒロイン?なリムルがチョロ過ぎる所ぐらいです。

 

演出面も優れています。

設定解説はミニキャラを使って面白く見せる
作画は安定していて異世界の食事は美味しそう、などなど。

しっかりと作ろうという意気込みを感じる良い1話でした。

 

今後は、超人設定で俺つええな展開になるのか、強敵が出るのか・・・
どちらになるか、注目です。

スクリーンショット (1294)

 

旗揚!けものみち

旗揚!けものみち (2)

【どんな作品?】

月刊少年エースで連載中の漫画原作。

『この素晴らしい世界に祝福を!』の暁なつめさんが原作者。

けものを愛するレスラー・源蔵が異世界召喚!
魔獣が恐れられる世界にけもの愛を伝導するべく、奔走していく異世界コメディ。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、主人公・源蔵の人となり(10割けもの愛で構成)が伝わるストーリーでした。

異世界に召喚された源蔵が、姫様や獣人、果ては魔獣相手に大暴れです。

旗揚!けものみち (2)

 

やはり、『このすば』の作者ということでキャラ立てが上手い!

源蔵の「けもの愛」を、小ネタを積み重ねて表現し、大ネタで爆発させる構成が素晴らしい。

おまけに、「対立が続く魔獣と人の和解」という面白そうなテーマまで入れている。

シナリオに期待ができそうです。

 

演出面もはまっている。

BGMと映像が一体となった演出が笑えました。

映像も良い。
決めシーンのケルベロスとのレスリングはカメラワークがグリグリ動く見ごたえのあるもの

 

今後は、けものネタ以外のボケが出てくるか、あとはヒロイン勢の可愛さに注目したいところです。

旗揚!けものみち (1)

 

バビロン

バビロン

【どんな作品?】

講談社刊行の小説が原作。
作者の野崎まどは『HELLO WORLD』の脚本家。

製薬会社の薬事法違反に関する事件を追う検事・正崎。
捜査を進めるうちに彼は、この事件が単なる薬事法違反に留まらないことに気づく。

政治、司法を巻き込むその事件は、やがて正崎の信念-”正義”をも揺るがしていく。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、山あり谷ありの始めからクライマックスな展開が続く濃厚なものでした。
ザ・サスペンスと言うべき作品でしょう。

ドラマティックな展開がウリなので、ネタバレ要素は割愛します。

 

正直、評価に困りますこの作品!

ドラマとしては間違いなく面白い。
ただ・・・見たあとの視聴後感があまり良くないんです。

 

面白さを生むのはシナリオとキャラクター、そして敵の不気味さでしょう。

シナリオは上で書いたとおり、展開の激しさが魅力。

 

キャラクターは、”信念”を感じる点が気に入りました。

主人公の正崎が掲げる信念、決して悪を許さないという正義の道。
多くを語らずに正義の道を突き進む姿は応援したくなります

そんな正崎の周りには、正義に共感する男達が集う
本来はご法度である検事・所轄の刑事・新聞記者のつながりは、”正義”の為せる技。

静かに熱い男達の戦いがかっこいいんです。

 

しかし、彼らの敵となる事件もまた手強い。

血塗られた書類、殺人現場で流れる大音量のクラシック、死体の恍惚とした表情。

多岐にわたるモチーフが示す、闇の深さと不気味さにヒリヒリしました。

 

ドラマとしては間違いなく面白い。

しかし、このアニメを見た先に残るものは何があるのか
そこに想像を巡らせると、手放しにおすすめしにくい。難しい作品のように思います。

 

BEASTARS

【どんな作品?】

週刊少年チャンピオン連載の漫画原作。

肉食獣と草食獣が共に暮す「チェリートン学園」。
ある日、学園で「食殺事件」が発生。ハイイロオオカミのレゴシは事件の犯人として容疑をかけられてしまう。

動物の本能と人間の本性が入り乱れる、獣達の学園ファンタジー。

 

【視聴後の感想と評価】

1話では、主人公のレゴシが食殺事件の容疑をかけられ、更に動物の本能に目覚めるまでが描かれました。

 

「芸術」といった感じの作品です。

動物たちの人間っぽさが半端じゃない。
嫉妬や傲慢など、人の心の汚い部分を直球なシナリオで描く
しかし、動物達が主役なので、そんなシナリオにブラックユーモアが生まれています。

心優しい肉食樹のレゴシと、世を儚む草食獣のハル。
独特な二人の出会いがどんなシナリオを生んでいくかも目が離せません。

 

視点を映像に移せば、こちらも面白い。

セルルック×フルアニメーションという意外と珍しい組み合わせが目を引きます。
違和感が出そうなものですが、主役が動物だからこれもハマっている。

更に、実写映画っぽさを意識したような構図や演出も力が入っていて引き込まれる。

 

総じて、力作であることは間違いありません!
ただ、相性の問題ですが、自分は楽しさを感じる作風とは感じませんでした

「人の本性を描く」という点に面白みを見つけられる人はドハマリする作品のように思います。

評価:★★★☆☆(相性がいいなら見ておきたい)

俺を好きなのはお前だけかよ

俺を好きなのはお前だけかよ (1)

【どんな作品?】

電撃文庫刊行のライトノベル原作。

主人公・如月雨露はある日、幼馴染とあこがれの先輩からある相談を受ける。
「雨露の親友に恋をしたので、橋渡し役をして欲しい」

更には、毒舌な図書委員から「雨露をストーキングしている」という謎の告白まで受ける。

二面性に着目した、新感覚なラブコメ作品。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、一味違うラブコメ作品であることを存分に表現していました。

紋切り設定と言動なヒロイン2人は、主人公の親友に恋をする。

定番の鈍感系主人公かと思えば、猜疑心バリバリの毒舌クズ系主人公

メインヒロインは、『ジギルとハイド』を片手に詰め寄ってくる危ないストーカー系女子

定番を裏切っていく面白さが楽しい1話でした。

俺を好きなのはお前だけかよ (3)

演出面も面白い。

動作や構図まで含めた徹底的な天丼
ス○ー・ウォーズのオマージュなBGMなど。

 

気になったのは、「定番」部分の会話や動作の面白くなさ。あまりに紋切り型過ぎます。

 

2話以降、「定番」パートを面白く見せるのか、あるいは「本音」パートで魅せてくるのか。

注目です。

俺を好きなのはお前だけかよ (1)

俺を好きなのはお前だけかよ (2)

 

神田川JET GIRLS

神田川JET GIRLS

【どんな作品?】

ゲームの発売が発表されているメディアミックス作品。

東京では人気のスポーツ-”ジェットレース”。
水上ジェットと水鉄砲を組み合わせたダイナミックな動きが人々を魅了する。

そんなスポーツのプロを目指す凛と、ジェットレースをやめてしまったミサ。

2人の少女がタッグを組み、個性豊かなライバルたちとジェットレースで競いあう青春スポーツ作品。

 

【視聴後の感想と評価】

1話では、ジェットレースのプロになることを目指して凛が上京。

そして、運命的な出会いを果たした凛とミサが初めてタッグを組み、ジェットレースに挑むまでが描かれました。

 

一言で言えば、「肌色×青春×スポーツ×肌色」な作品です!

 

まず、青春×スポーツで重要となるキャラ立ては綺麗

主人公コンビは、「天真爛漫×内気なしっかりもの」という組み合わせで王道を征く。

少しだけ描かれたライバルキャラ達と凛の触れ合いも、数十秒間でキャラの個性を魅せるアイデアが光るもの

今後、描かれるであろうキャラの当番回に期待が高まります。 神田川JET GIRLS (3)

 

肌色成分もしっかりしてます。

細かな胸揺れから、ちょっとコアな構図による体の強調。

これは分かっている人の仕事ですね・・・!

 

なんていう”ちょいエロ”要素は入れつつも、なぜか爽やかな雰囲気を持っているのに驚きました。

朝や夕方の色使い、丁寧な効果音などにより空気感が作られている。
登場するキャラのセリフも真っ直ぐなものが多く、人情味がある。

アニメで朝ドラを見てる!という気分になりました。

 

”爽やかちょいエロ”という新路線をいく、新鮮な作品
新鮮すぎてクセが強いのと、引きの作画が少し粗いのが気になるので星3評価。

しかし、化けるポテンシャルを秘めた作品です!

神田川JET GIRLS (2)

 

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE

ビルドダイバーズ

【どんな作品?】

「ガンプラバトル」をメインに描く「ガンダムビルドシリーズ」のひとつ。
前作『ガンダムビルドダイバーズ』から2年後の世界を描いた作品。

キャラクターは、前作からほぼ一新。
設定は、前作の主人公が所属した「ビルドダイバーズ」が伝説のフォース(=チーム)になったことが生きている。

 

リアルなガンプラバトルが味わえる、フルダイブ型のゲーム「GBN」。

主人公のヒロトは、他のプレイヤーとフォースも組まず、孤独にGNBの世界をさまよう。
かつて出会った少女・イヴを探すために・・・。

ある日、ヒロトは成り行きでミッションを共にしたメンバーとフォースを組むことに。
フォース名は「ビルドダイバーズ」。

かつて、「GBN」の世界を救ったフォースの名前を掲げた彼らの前には、どのような冒険が待つのか。

 

【視聴後の感想と評価】

1話では、孤独にGBNをさまようヒロトの現在と、新生「ビルドダイバーズ」の誕生までが描かれました。

 

前作が「友情・努力・勝利」というGBNの光なら、今作はGBNの陰を描く作風

 

メインキャラ達に、ドラマを生むための陰が見えました

まず、主人公のヒロト。
子供の頃に出会った少女と再会するために、GBNを一人でさまよう。
「思春期あるある」という感じで、思わずニヤニヤしてしまいます。

それを見守る幼馴染のヒナタ。
家庭的で幼馴染思いの良ヒロイン。EDでは主役も張っていて熱い!

フォースとなったメンバーも、虚栄心、引っ込み思案、無口など。
何かを抱えたメンバーが集います。

全体的に、成長ドラマが見れそうな雰囲気が漂っていました!

 

雰囲気やキャラは良い。
一方で、前作と変わらず気になるのはバトル面

GBN内の強さの基準がふわふわしているので、俺つえええなシーンに燃えない
もっとも、シーン自体は流石サンライズなカッコ良さがありました。

 

今後、どのようなドラマが描かれ「ビルドダイバーズ」が成長していくのか。

期待です。

 

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-

トクナナ

【どんな作品?】

オリジナル作品。

吸血鬼やエルフなどと共存する現代日本の東京が舞台。

凶悪犯罪に立ち向かう警視庁の対策室『トクナナ』。
そこは、癖の強いメンバーが集う魔境の地。

『トクナナ』に配属となった新人刑事の清司を主人公に、犯罪組織『ナイン』との戦いを描くアクションサスペンス。

 

【視聴後の感想と評価】

オリジナルらしい、斜め上なシナリオが気持ちいい1話でした。

 

銀行強盗を行い、逃走する傭兵集団に対し、『トクナナ』が持ち出した解決策はまさかの・・・。
ラストシーンでは、サスペンスとして謎解き要素もある。

テンポ感もよく、まとまった見やすい作品です。

 

キャラクターも男女両方にウケそうなバランスの良いキャラデザ

爆弾使いの幼女、狙撃系爺さん、女性版ゴエモンと、個性も十分に強そうです。

 

気になる点は、作品としてのウリがいまいち見えないところ。

『PSYCHO-PASS』や『血界戦線』、『コップクラフト』など・・・
先行作品で既に見たような要素が多く、オリジナルとしての個性が弱い印象。

 

今後描かれるだろう『ナイン』が引き起こす事件に面白さがあるかどうか。

単なるテロでは終わらない、悪役ならではの魅力が出てくるかどうかに注目したいところです

 

ノー・ガンズ・ライフ

【どんな作品?】

ウルトラジャンプ連載の漫画原作。

戦争により、身体の一部を機械化した者-”拡張者”たちが集うスラム街。
主人公の乾十三は、拡張者が起こした問題の解決を生業としていた。

ある日、十三は一人の少年を守ってほしいという依頼を受ける。
その依頼が、十三と巨大企業ベリューレン社との長きにわたる戦いの始まりになるとも知らずに・・・。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、十三が少年を守る依頼を受け、ベリューレン社との戦いを決心するまでが描かれました。

 

ハードボイルドの中に等身大なギャグが入る。
どことなく『鋼の錬金術師』を思い出させる作風は、重すぎず見やすかったです。

そして、ハードボイルドさを醸し出す十三の声。
諏訪部順一さんの演技と声色は艶があって素晴らしい。
時々、十三が見せる隙きのある感じの演技も親近感が持てるものでした。

 

映像面も手堅い作り。

特に、十三の”銃”の部分の光沢はこだわりを感じます。
スラム街の雑多な感じを引き出す背景も、いい感じでした。

気になる点としては、全体的に安定しすぎていて激しさが少ない点でしょう。

主人公の頭が銃という出オチ要素以外の見どころが出てくるかに注目です。

 

星合の空

星合の空

【どんな作品?】

オリジナル作品。

ストーカー、虐待、金・・・。
青春の輝きに忍び寄る闇の陰が色濃い作風。

 

弱小ソフトテニス部の立て直しのため、ひたむきに夏の大会での勝利を求める柊真。
柊真が勝利の鍵としたのは、運動神経抜群の転校生の眞己。

眞己が入部の条件としたのは、まさかの金。

金でつながれたチームワークは、ソフトテニス部に勝利をもたらすのか・・・。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、上で書いたような展開が描かれたわけですが・・・正直、問題作です。

 

演出力は抜群

『月がきれい』を思い出す、淡い色使いの画作りは落ち着いた雰囲気を与える。
丁寧に描かれた日常描写も、主人公たちを身近に感じるきっかけになる。

そして、実力派インストバンド「jizue」が手掛けるBGMはジャジーな雰囲気
一筋縄ではない眞己達の青春の動きを、力強く後押しします。

 

そんなBGMが、ふっと消える瞬間が訪れる。

そこで描かれるのは、眞己たちの抱える闇

母との確執を持った柊真。
家庭に問題を抱えた眞己。
果ては、前期に続き”ストーキングという名のライフワーク”を実践する少年まで登場する。

物語の山谷が1話から凄い。

 

1クールの先、闇が晴れて星が見える展開が待っているのか。1話のところは曇り模様。

しかし、先が気になる作品であることは疑いようがありません。

 

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

【どんな作品?】

小説家になろう連載の小説が原作。完結済み。

本を愛して仕方がない女性が異世界の少女・マインとして転生した。
しかし、転生した先は中世ヨーロッパの文化レベル。

触れることすら困難で貴重な「本」と再び出会うため、現代日本の知識を活かしてマインは日常を変えていく。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、舞台設定と人物紹介も兼ねて、異世界に転生したマインの日常が描かれました。

 

特筆すべきは、丁寧な背景と生活感の描写でしょう。
中世ヨーロッパの生活水準がよく研究されています。

この作品は原作を読んでいるんですが、中世の文化に対して、現代を生きたマインがどのように立ち向かっていくのかが作品の見所!

ですので、この描写は非常に重要だと思います。

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

OPとED、そしてBGMの楽曲のクオリティが高いのも高評価。

さすが、フライングドッグの出資作品です。

特にBGMは、イオリンやチェンバロが多用されたファンタジー感満載なもので作風にあっていました。

 

一方で、気になった点も多々あります。

テンポ感はややゆっくり目。

キャラデザと演出はちょっと古すぎるような・・・2000年代のNHKアニメ感があります。

 

今後、話が動いてく中でどのような描写が生まれていくのかに注目です。

 

ライフル・イズ・ビューティフル

ライフル・イズ・ビューティフル

【どんな作品?】

となりのヤングジャンプ等にて連載中の4コマ漫画原作。

ライフル射撃を愛するひかりは、射撃部に入ろうとするも部員不足で廃部寸前。
なんとか、3人の部員を集めて射撃部を立て直すことに成功する!

天真爛漫なひかり、お母さん気質な泉水、お嬢様なエリカ、クールな雪緒。
クセのある4人が織りなす日常系ライフル・ストーリー!

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、ひかりが部員を集め、部員4人が親睦を深めるまでを描いていました。
早々に部員を集めきるあたり、後半のような日常パートがメインな気がします。

 

きらら系ではないがきらら系な1話でした。
きららジャンプがある。これはきらら系でしょう(断言)。 ライフル・イズ・ビューティフル (2)

 

キャラクターは安心感がありました。

ギャップの作り方が上手い!
ひかりは天真爛漫だが時々毒舌。
エリカは高飛車お嬢様だけど、とても優しいなど。

カップリング周りも安定しています。
ひかり・泉水とエリカ・雪緒の組み合わせがメインになりそう。
それでいて、ひかり・エリカというサブの導線も既に見えました。

ライフル・イズ・ビューティフル (1)

 

ギャグ面は、爆笑ではないがのんびりと見れる出来。

ボケを振り逃げ、よし次にいこう!
という、男らしさがあります。

ひとつのネタにこだわらずにサクサクと進むので、見やすかったです。

笑いよりも可愛いが優先するネタも多いので、日常系ファンとしては嬉しい。 ライフル・イズ・ビューティフル (5)

 

作画も概ね安定しており、手堅いきらら系という印象です。

あとは、日常系の傑作になるために必要な「印象に残る良い話」と「作品固有の空気感」が作れるかどうかに期待します。

私、能力は平均値でって言ったよね!

私、能力は平均値でって言ったよね!

【どんな作品?】

小説家になろう連載の小説が原作。

監督は『ゆるゆり』や『ガヴリールドロップアウト』の太田雅彦。

「人より出来る」ことで損をしてきた少女が異世界転生。
今度は平凡な人生を送るため、神様に能力は”平均値”を願うも・・・。

やっぱりチートな能力を得てしまった主人公・マイルと美少女たちのファンタジーライフを描く日常系作品。

 

【視聴後の感想と評価】

1話では、美少女で能力が”平均値”な主人公・マイルが仲間たちと出会う。
そして、ゆるく街の事件を解決するまでが描かれました。

 

可愛さがつまった1話です。

舞台を異世界へ移しても、太田監督の魅せる可愛い女の子は健在!

コミカルな細かい挙動や、ころころ変わる表情から目が離せません。

私、能力は平均値でって言ったよね! (1)

キャラクターもバランスが良い

癒やし系お姉さん、ツンデレ、おね兄様
そして、現代日本を生きたのでパロディネタが得意な主人公。

今回は北斗の拳からローマの休日まで、多方面に問題となりそうなパロネタが注がれています。
ネタのいじりも適度なので、見やすく笑えました。

 

作画も極めて安定しており、優しいタッチに好感

気になるのは、それでも隠しきれない「なろう系」特有の主人公が世界に守られている感

 

女の子の可愛さやギャグが、なろう系の空気に勝てるのか。

それとも、主人公がちょっと痛い目にあうことがあるのか・・・注目です。

私、能力は平均値でって言ったよね! (2)

評価:★★☆☆☆(様子見・化ける可能性は0じゃない)

歌舞伎町シャーロック

歌舞伎町シャーロック

【どんな作品?】

オリジナル作品。2クール予定。
シャーロック・ホームズの設定を下敷きとした登場人物などが特徴。

欲望と混沌の街、歌舞伎町は揺れていた。
暗躍するのは連続殺人犯-切り裂きジャック。

ジャックを捕まえた者には1000万円が与えられる。
金に釣られ、腕利きで変人な探偵たちは一斉に動き出す。

その中には、変人の中の変人。奇人とも言うべき探偵・シャーロックの姿もあった。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、個性豊かなキャラの紹介が中心。
チュートリアル代わりの、偽切り裂きジャック事件の解決が描かれました。

 

感想としては、惜しい作品です。

 

良かった点は、「舞台の演出」と「作品に込められた熱量」

オカマバーが探偵と警察をつなぐという設定は、夜の街らしさを感じます。

そして、熱量。
バーの主人が魅せる手の混んだライブパートやシャーロックの奇人をアピールする「推理×落語」とい独特な演出の数々

これは、作品への熱がなければ生まれないと思いました。

 

ただまぁ・・・この演出が自分にはあまり刺さらなかった。

キャラクターの変人要素や独特な演出。
それらは、確かに目新しくて面白い。

しかし、それらが集まってキャラや作品に昇華しているかと言われると・・・疑問符

点と点がつながってないように思います。

奇想天外な要素の中にも、本来は確かな軸となるキャラや作品の信念があるはずですが、1話ではそこが見えませんでした。

 

今後の見どころとしては、奇抜さが全面に出た作品に軸が生まれるかどうかでしょう。

2クールの長期戦、どうなるかに注目です。

 

真・中華一番!

真・中華一番

【どんな作品?】

1995年から週刊少年マガジン等で連載された漫画原作。

最年少の特級厨師・マオが料理で人々を幸せにするために冒険するストーリー。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、兄の遺志を継いで店を切り盛りする女性をマオが助ける王道なものでした。

 

流石、往年の名作といったところ。

シンプルなストーリーラインで描かれる王道な展開は、水戸黄門のような安心感がありました。
マオが特級厨師であることを明かすシーンは、完全に紋所を見せるあのシーンっぽい。

”俺つええええ”は昔から愛されているんだなぁとしみじみ思います。

 

一方で、気になるのはリブートする意味です。

ストーリーは素材の味を活かせばいい。むしろ変えてはまずい。
であれば、映像や演出は今風の味付けにすることが、現在に過去の名作をリブートする意味のように思います。

ただ、映像や演出周りは至ってシンプル
子供向けの長期アニメの真ん中くらいの話数に見られるような、当たり障りのないものでした。

 

確かに面白いんだけど、今、見るべき作品かと言われると大きくはうなずけない。
そんな印象の第1話でした。

 

慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

慎重勇者

【どんな作品?】

カクヨム連載からカドカワBOOKS刊行となったライトノベルが原作。

異世界の救済が仕事である女神・アスタルテ。
救済者として、チート級の能力を持つ勇者の召喚に成功!
しかし、召喚された勇者はありえないほどに慎重で・・・

お約束の裏をゆく、異世界冒険コメディ!

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、女神・アスタルテによる勇者・聖哉の召喚。
そして、いきなりの修行回と彼らが異世界に降り立つまでが描かれました。

 

コンセプトは凄く面白い作品だと思います。

異世界に目を輝かすのではなく、死なないために極端に慎重になる。
目新しいのに共感もしやすく、引き込まれました。

 

一方で、コメディなのにボケとツッコミがイマイチなのが気になる。

ボケは、「慎重さ」ボケのワンパターンかつ、予想を超えてくるものがあまりない。

ツッコミも、セリフにキレを感じません。

 

また、演出として崩しの演技や作画が多用されているものの、こちらもあまりハマっていない。

ただ崩しているだけで、「崩しの可愛さ」や「普段とのギャップ」が生まれきっていないと感じます。

 

キャラが増えてきてバリエーションが生まれるかに注目です。

 

Z/X Code reunion

ゼクス

【どんな作品?】

同名のトレーディングカードゲームを中心としたメディアミックス作品。

ゼクスと呼ばれる生命体と契約を結んだ少女たち。
その中でも、エリートだけが集う富士御崎学園が舞台。

少女たちとゼクスは、学園を襲う謎の敵との戦いに巻き込まれていく。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、ストーリーの密度が高い!

主人公・あづみとパートナーであるリゲルの出会い。
更には、学園への入学、仲間との出会い、そして謎の生命体とのバトルまでが描かれる。

 

ただ、そのストーリーがイマイチな出来でした。

描かれる内容が「設定解説」のレベルに留まっている。
「物語」のレベルにはなっていないように感じました。

設定が長い語りで処理され、話が動くシーンでも既視感のある内容が続きます。

 

作画や絵コンテも荒れ気味

引いた絵が続くか、アップの絵が続きメリハリが弱い。

全体として、見どころとなるシーンに欠ける印象です。

 

一方で、良かった点はキャラクター!

主人公たちのキャラデザが可愛い。
銀髪片目隠しは鉄板です。

キャスト陣も小倉唯さんや水瀬いのりさんなど、美少女キャラに定評のあるメンバー

更に、EDは『魔法少女リリカルなのはViVid』の漫画家・藤真拓哉さんの描き下ろしイラスト集。EDは美少女濃度超高めで必見です!

ゼクス2

 

2話以降は、学園を取り巻く陰謀、ゼクスとの信頼の構築、仲間との友情など・・・

描くものは盛りだくさん。

それらをどうさばいていくかに注目です。

放課後さいころ倶楽部

放課後さいころ倶楽部

【どんな作品?】

ゲッサンにて連載中の漫画原作。

人付き合いが苦手など、悩みを持った女子高生たち。
彼女らが、アナログゲームをきっかけに成長していくさまを描いた青春作品。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、人付き合いや遊びが苦手な主人公の美姫に友だちができるまで。
そして、アナログゲームと女子高生の出会いが描かれました。

ノーパンで夜まで遊び続ける精神・・・強い子です。
また、それに最後まで触れられないあたり、マジメな作風な感じがします。

 

注目したいのはやはり、アナログゲームと女子高生という取り合わせでしょう。

1話で出てきたのは、オセロや麻雀みたいな有名所ではない。
初めて聞くゲーム「マラケシュ」

アナログゲームの専門店も協力しているようなので、どんなゲームが出てくるか楽しみです。

1話は、ボードゲームの面白さと美姫の成長がシナリオの中で適度にまとまっていたのも期待が持てます

 

セリフに詩的な要素が含まれているのも良い。

「今日は迷子になろうよ」

など、想像力が肝なアナログゲームを描く作品にあった台詞回しでした。

 

京都が舞台ということもあり、京都弁や京都の観光名所が描かれるのも高評価。

(インクラインを辿るだけで作中の時間経ちすぎではというツッコミは禁止です)

 

気になる点としては作風が大分、落ちついているところ

キャラとシナリオがおとなしいので、今後どのように話が展開されていくかがまだ見えませんでした。

キャラの組み合わせにより光る描写が生まれるかに期待です。

※2話視聴後修正(星3⇨2)
心理描写がやや粗かった点と、新キャラの魅力が弱かった点を考慮。

評価:★☆☆☆☆(残念ながら1話切り)

アフリカのサラリーマン

【どんな作品?】

ジーンピクシブ連載の漫画原作。

サラリーマン(ただし、アフリカの動物)の日常を、黒めなギャグを混じえて描いた作品。

 

【視聴後の感想と評価】

1話は、ライオン・トカゲ・オオハシによるサラリーマンなギャグトークが繰り広げられました。

 

良かったのは映像とED

映像は3DCGを駆使し、見かけは動物だけど動きはサラリーマンというシュールな物で面白い。

EDは、大塚明夫さんの歌が聞ける貴重なものでした。かっこいい。

 

悪かったのは、それ以外のほとんど

・・・話の合わない飲み会に付き合いで参加している気分を味わえる、まさにサラリーマンな1作です。

 

シナリオとキャラが、ことごとくキツイ!

あおり運転などの社会を風刺するギャグにキレがないので、ただの悪ふざけ。

オオハシというキャラの、周りをディスり騒ぐだけなセリフも聞いていて楽しくない。

唐突な下ネタも本当に笑わせようとしているのか、嫌がらせなのかわかりません。

 

自然と苦笑いがこぼれます。

 

日本に生きるサラリーマンの業をアフリカの動物が背負う、味わい深い1作でした。

 

戦×恋(ヴァルラヴ)

【どんな作品?】

月刊少年ガンガン連載の漫画原作。

キスをすることで力を開放する戦乙女達と悪魔との戦いを描いたお色気バトルラブコメ。

 

【視聴後の感想と評価】

「なんとか形にした」という印象な1話でした。

 

1話では、主人公・拓真の人間不信と、ヒロインの紹介。
そして、見せ場となる戦乙女と悪魔のバトルが描かれている。

そんなシナリオ自体は問題ないのですが、作画と演出が・・・。

 

作画は既にヘタリ気味。

のっぺりとした顔と動きの少ないOPに、省エネ精神が見えます

ただし、見せ場となるBパートの決めシーンはそれなりでした。

 

演出は雰囲気作りに欠ける出来

見せ場を作る前のシーンのBGMが、無音かつ動き少なめ。

これで盛り上がるのは酒が入ってないと難しい・・・酒が入ってても難しい。

 

特に文句を言いたいのは終盤のお色気シーンです。

ただ、いきなりヒロインに脱がれても正直反応に困る。むしろ怖い!

萌えるより引きます

やっぱり、お色気も作画と雰囲気あってこそ萌えになると実感するシーンでした。

 

制作のフッズエンタテインメントは『メルヘン・メドヘン』に引き続き・・・きびしい。

評価未了・もしくは予定なし タイトル

アイカツオンパレード!(シリーズ)

ACTORS -Songs Connection-(女性向け)

兄に付ける薬はない!3-快把我哥帯走3-(ショート)

あひるの空

浦島坂田船の日常(女性向け)

XL上司。(ショート)

かいじゅうステップ ワンダバダ(ショート)

GRANBLUE FANTASY The Animation season2(シリーズ)

この音とまれ!(第2クール)(シリーズ)

PSYCHO-PASS サイコパス 3(シリーズ)

食戟のソーマ 神ノ皿(シリーズ)

スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH(女性向け)

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld(シリーズ)

ゾイドワイルド ZERO

ちはやふる3(シリーズ)

厨病激発ボーイ(女性向け)

天華百剣~めいじ館へようこそ!~

【どんな作品?】

【視聴後の感想と評価】

【その他、良かった点と気になった点】

七つの大罪 神々の逆鱗(シリーズ)

ぬるぺた(ショート)

ハイスコアガール II(シリーズ)

ばなにゃ ふしぎななかまたち(朝)

ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル(シリーズ)

Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール)(シリーズ)

ぼくたちは勉強ができない!(第2期)(シリーズ)

僕のヒーローアカデミア(第4期)(シリーズ)

ポケットモンスター(シリーズ)

魔入りました!入間くん

【どんな作品?】

【視聴後の感想と評価】

【その他、良かった点と気になった点】

無限の住人-IMMORTAL-

【どんな作品?】

【視聴後の感想と評価】

【その他、良かった点と気になった点】

ラディアン 第2シリーズ(シリーズ)

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