【2018年秋アニメ】おすすめ作品厳選紹介(1話視聴後選定・10/27更新)

【2018年秋アニメ】おすすめ作品厳選紹介(1話視聴後選定・10/27更新)

いよいよ2018年秋アニメが始まり、1話も出揃って来ました。

1話を見て「これは見逃せない」と感じた作品を、厳選してご紹介します。

また、おすすめは出来ないものの気になる作品についてはつぶやきレベルでコメントしています。

※2019年冬アニメ記事を作成しました。よろしければあわせてご覧ください。

【PV一覧・期待度別】平成31年冬アニメおすすめ作品はこれだ!(評価つき)

 

おすすめ作品 評価早見表

★★★★★(必見・見ないと損)

これまでのところ、今クールは該当なし。


★★★★☆(おすすめ・注目作品)

◎ SSSS.GRIDMAN

◎ となりの吸血鬼さん

◎やがて君になる


★★★☆☆(見て損はなさそう・時間があれば全話見たい)

◎ 色づく世界の明日から

◎ 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

◎ ソードアート・オンライン アリシゼーション

◎ とある魔術の禁書目録III

◎ 寄宿学校のジュリエット


★★☆☆☆(3話まで様子見・もう少し継続視聴)

◎ うちのメイドがウザすぎる!

◎ 風が強く吹いている

◎ ゾンビランドサガ

◎ DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

◎ ひもてはうす

◎ ゴブリンスレイヤー

◎ ラディアン

◎ 転生したらスライムだった件

◎ メルクストーリア – 無気力少年と瓶の中の少女 –

◎ RELEASE THE SPYCE


★☆☆☆☆(残念ながら1話切り)

末尾に参考として載せています。

→つづいて、作品の見どころ・感想をネタバレ無しで紹介します。

★★★★☆(おすすめ・注目作品)

SSSS.GRIDMAN

【物語】

ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、

その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。

【どんな作品?・視聴後の印象】

「青春」+「世界を守る特撮ヒーロー」作品。個人的には、不思議要素の見せ方と適度なギャグのはさみ方から、ジャンルは違うのですが「ペルソナ4」のような雰囲気を感じました。

さて、作品を一言でまとめると、「古き良き特撮要素」と「今風で魅力的なキャラクター要素」を上手く融和させた作品だと思います。

この作品は、1993年から放送されたTVシリーズの特撮作品「電光超人グリッドマン」をアレンジしたもの。要所要所で、特撮らしい絵作りや原作のセリフ使用等が行われており、原作ファンはニヤリと出来るでしょう。

一方で、キャラクターのデザインや掛け合い、作品のテンポ感は現代のアニメファンに受ける今風なものとなっており、色々な層の人が楽しめる作品となっているように思います。

雰囲気を知りたい方は、ぜひ、次のPVをご覧ください!

【作品の見どころ・長所】

演出が素晴らしい出来。作画では「人の動きの繊細さ」・「怪獣による派手な破壊」のどちらも見事に表現できている。BGMも映像に上手くマッチしており、何より、1話終盤の盛り上がりはBGMの出来によるものが大きい

キャラクターの魅せ方が良い。キャラデザは萌え系の可愛さとリアル系の表情の豊かさを両取りできる良い塩梅。また、1話の中で、きちんと各メインキャラの良いところや活躍シーンを見せつつ、視聴者に引かれない程度に欠点も描けており、心に残るキャラクターとなりそう。

◎世界観の謎・黒幕の謎など、物語を今後牽引していく要素を1話からどんどんチラ見せしていて、「描きたいものが明確にある」という熱量を感じる

 

となりの吸血鬼さん

『ストーリー』

天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。灯は彼女の家に押し掛け、強引に同居を始めることになる。ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。イマドキ吸血鬼さんとの同居コメディ。

【どんな作品?・視聴後の印象】

いわゆる、萌え系日常モノです(合う人はハマりやすく、合わない人はとことん合わないジャンルですね)。

「女子高生の日常」に「吸血鬼」要素を追加し、主に吸血鬼ネタを使った小気味の良い小さなギャグが積み重なって話が展開されます。日常モノなので、話の核となるストーリーはなく、キャラクターの掛け合いを見て楽しむ作品です。

同ジャンルの他作品と比較すると、ギャグのキレや作画の高級感、演出のレベルはこのジャンルの傑作「ごちうさ」に及ぶレベルではないです。しかし、どの要素をとってもそこそこのレベルにあり、他の作品にありがちな目につく失点や気になる部分(キャラクターの嫌味な行動やダダ滑っているギャグ等)がなく、のんびりと心穏やかに見れるのが個人的に好評価な作品です。

手堅い、バランスの良い萌え系日常モノと言えるでしょう。

【作品の見どころ・長所】

ヒロイン「ソフィー」と主人公「灯」の掛け合いは、お互いの仲の良さが伝わってきて良い。また、掛け合いのネタはいわゆる吸血鬼の特性に基づいたネタを膨らませたモノとなっていて、楽しめる。

OP・EDともに楽曲は声優陣が歌っており、適度にキャッチーで良い出来。また、BGMは「宇宙よりも遠い場所」や「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」等の藤澤慶昌氏が担当しており、吸血鬼モノらしい優雅さと日常モノらしい瑞々しさが合わさっており良い

◎全体的に極端に悪いところがなく、手堅くまとまっている。久しぶりに、日常モノ好きにおすすめしたい作品。

 

やがて君になる

『ストーリー』

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、
中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。
燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」

【どんな作品?・視聴後の印象】

青春時代に悩みがちな「好き」という感情との付き合い方をテーマに据え、「百合」という独特な切り口から描いていく青春恋愛作品です。

テーマがテーマだけに、視聴前はとっつきにくい印象を持っていましたが、この作品には上手く視聴者を引きつける工夫が詰まっています。それは、キャラクターの魅力や配置の巧みさ、心理描写を少しミステリアスに描くことで駆け引きの妙を醸し出すなど、大変バリエーションに富んでおり飽きる間もなく見ることが出来ました。

恋愛作品ならではのぐっとくる描写も非常に丁寧に描かれており、恋愛作品が好きな人にはおすすめ出来ますし、そういった作品が苦手な人にも、上記の工夫の巧みさからおすすめが出来る、良作だと思います。

 

【作品の見どころ・長所】

メインキャラだけでなく、サブキャラまで丁寧に考え抜かれていることが分かるキャラクター造形は秀逸。長所短所の付け方のバランスや、キャラクター同士の関係性、キャラの過去設定の作り込みなど、とても力が入っています。

小物やレイアウトを上手く使った「映像で魅せる心理描写演出」は文学作品を読んでいるかのような巧みさを感じます。

◎作品の濃厚さを醸し出すOPと、本編が濃厚すぎるため後味はさっぱりさせようという意図を感じる可愛らしく攻めたEDというバランス感覚にしびれました。

 

★★★☆☆(見て損はなさそう・時間があれば全話見たい)

色づく世界の明日から

『ストーリー』

物語の始まりは数⼗後の⻑崎。⽇常の中に⼩さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主⼈公の⽉白瞳美は17歳。魔法使い⼀族の末裔。幼い頃に⾊覚を失い、感情の乏しい⼦になった。そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖⺟・⽉白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、⾒知らぬ場所に現れとまどう瞳美の視界に鮮烈な⾊彩が⾶び込んでくる…。

【どんな作品?・視聴後の印象】

青春恋愛モノ。

そのまま描くと地味になりがちなテーマを、「魔法」というアニメ映えする要素を入れ込み、綺麗に描いています。BGMや背景は非常に高水準で良い出来ですが、今の所、キャラクターとシナリオは推進力不足で地味に感じました。淡いリアル寄りな描写を積み重ねていくタイプのようですので、2話以降に期待です。

 

【作品の見どころ・長所・短所

色彩豊かな背景描写は劇場版レベルのクオリティ。また、2話のOPも必見の出来。

◎キャラクターデザインは上品かつ華麗な目に留まる良デザイン。

△キャラクターの言動が全体的に地味。また、男性キャラクターが男性視聴者に受けるような面白みを持っているかが、今の所は見えてこない。

 

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

『ストーリー』

思春期症候群――

多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。

たとえばそれは、梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。

彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。

謎の解決に乗り出した咲太は、麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って……

次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。

【どんな作品?・視聴後の印象】

青春モノに不思議要素を追加した作品。女子キャラクターの悩み・問題に主人公が向かい合っていくなかで徐々に惹かれ合うというギャルゲー的な構成です。

「思春期症候群」というこの作品ならではの不思議要素は、高校生くらいの年頃にありがちな問題を上手く物語に昇華させており、興味が惹かれます

【作品の見どころ・長所・短所

◎声優さんの演技が、派手すぎず、淡々とし過ぎず、この作品全体を流れる「シック」・「透明感」といった雰囲気にあっている。

◎思春期症候群による、大きな課題に対し、主人公とヒロインがどのように向き合っていくのかは、良作ギャルゲーを思い起こさせる良いシナリオに感じる。

◎メインヒロイン(キービジュの人)はとても可愛らしい。強気なようで攻められると弱い、気丈なようで意外と打たれ弱いなど、ギャップの上手く使ったある意味王道のキャラ設定はベタながらも魅力的。

△キャラクター、特に主人公の言動にラノベらしい臭さのようなものを感じるため、やや視聴者を選ぶ印象。

 

ソードアート・オンライン アリシゼーション

【どんな作品?・視聴後の印象】

言わずと知れた、VRゲームを舞台とした冒険活劇ラノベの最新作。4クールに渡る大作になるとのこと。

監督が変わったものの、これまでと同様、行ってみたいと思わせるだけの高品質な舞台描写は健在で、目を奪われる出来でした。1話は物語の核となる新キャラクター二人の出番をじっくりと描きつつも、後半は驚きの展開を置いたメリハリの利いたシナリオとなっており、今回はシナリオ面でも期待できるSAOになりそうです。

【作品の見どころ・長所・短所

◎背景作画・BGMは相変わらず素晴らしい出来で、作品に引き込まれる。

◎新キャラクターとなる「ユージオ」・「アリス」の物語は1話段階では先が気になる出来。

△これまでのSAOシリーズ同様、主人公の描かれ方はそこはかとない臭さを感じる。

 

とある魔術の禁書目録III

 

【どんな作品?・視聴後の印象】

こちらも言わずと知れた、科学と魔術が跋扈する世界で繰り広げられる、バトル作品の最新作です。5年以上2期から時間が経っているにもかかわらず、作品の雰囲気は本当に当時のままで懐かしさを感じました。また、心配された声優さんの演技も当時のままの声になっており、(おそすぎるタイミング以外は)何も問題のない3期となっています。

【作品の見どころ・長所・短所

魔術が暗躍する世界、その中で科学が支配する学園都市というロマンあふれる舞台は相変わらず心惹かれる。

◎キャラクターが多いにもかかわらず、各キャラクター同士で印象に残る掛け合いを作れるのはさすが。

△キャラクターが増えすぎており、人気のあるメインキャラクターがどんどん脇役になっていく。

 

寄宿学校のジュリエット

【どんな作品?・視聴後の印象】

王道ラブコメ作品。

主人公の真っ直ぐさと、ヒロインの目標に向け頑張るひたむきさにお互いが惹かれ合っていくという正に王道なキャラ描写。また、舞台はヨーロッパの名門学園となっており、アニメ映えする背景が王道にアクセントを効かせています。

【作品の見どころ・長所・短所

女子キャラクターの描き方は非常に可愛く描けている。表情の豊かさ・キャラデザ・作画の高級感など、どれも高水準。

◎ヨーロッパを舞台とすることで、王道にアクセントをきかせることが出来ている。

△王道過ぎて、物語やキャラの掛け合いがどれも予想通りにとどまっており、少し淡白に感じる。

 

★★☆☆☆(3話まで様子見・もう少し継続視聴)

うちのメイドがウザすぎる!

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・メイド+幼女が繰り広げるハイテンションコメディ作品。

・キャラクターの動き、キャラの掛け合いの吹っ切れ具合はとても力が入っていて、見どころ十分。ただ、ハイテンション過ぎてついていけないギャグもあるため、全話見るかは様子見。

 

風が強く吹いている

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・箱根駅伝に青春を賭ける大学生たちの物語

・走るシーンの演出は工夫を感じる。キャラクターもクセがあって個性が強く興味は惹かれる。ただ、キャラクターの描き方が実写風な割にキャラデザがアニメ寄りとなっておりちぐはぐな印象。また、キャラクターの掛け合いが若干、腐っている人向けな雰囲気を受け、少し苦手。

 

ゾンビランドサガ

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・ゾンビがアイドル活動で佐賀を盛り上げるコメディ作品。

・絵作りのレベルや声優さんの演技など、全体的にレベルは高いものの、奇をてらいすぎてついていけないシーンが多め。また、マネージャーポジのキャラクターのギャグが少し寒いため、キャラが馴染んでくるまで様子を見たい。

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・薬物により怪物化する特殊事件を捜査する刑事チームを描いた作品。

・背景描写やキャラの動きはとてもしっかりしており、大作感が溢れている。ただ、ギャグが強めでキャラのカッコいいシーンがあまり描かれておらず、題材の割にテンションが高すぎてあまり合っていない印象。特に、要所で流れるナレーションは、作品のちぐはぐさを加速させている。今後、そういった点が修正されるかをチェックしたい。

ひもてはうす

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・声優さんのアドリブ多めで繰り広げられる、女子大生等が住むシェアハウスの日常を描いたコメディ作品

・ギャグのネタや声優さんの演技は面白く見られるものの、3DCGがチープすぎて少し抵抗を感じる。ただ、ゆるい雰囲気は好きなのでこのまま最終話まで見れるかも。

ゴブリンスレイヤー

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・ゴブリン討伐に人生を賭けた男の冒険を描いたファンタジー作品。

・地上波で流しにくい、悪辣な描写からの逆転によるカタルシス、高級感のあるBGMと作画。どれをとっても良い出来ではあるが、やはり、インパクト頼りのテーマ性のない作品という印象が拭えないため、そういった点をチェックしていきたい。

ラディアン

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・世界に災いををなす者たちと戦う魔道士の少年の戦いを描いたファンタジー作品

・声優さんの演技、世界観描写、BGMが優れており、レベルは高い。ただ、NHKでかつ完全に王道なため、展開に驚きはなくやや退屈なため、ずっと見ていけるかどうかは今後の展開次第。

 

転生したらスライムだった件

 

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・スライムに異世界転生していしまった主人公の戦いや成り上がりを描いたなろう系ファンタジー作品

・スキル取得の演出、OPでのスライムの戦い方など、描写に気を使っており演出は高水準。ただ、話そのものは他のなろう作品同様、カタルシスの薄い、成功を描き続ける淡白なモノになりそうなため、全話見れるかは微妙な印象。

 

メルクストーリア – 無気力少年と瓶の中の少女 –

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・ソシャゲ原作のゆるめなファンタジー冒険作品。

・BGMは非常に素晴らしく、主人公が魔法を使うシーンの盛り上がりは一見の価値あり。朝アニメのように爽やかだが、その分当たり障りがなくカタルシスが足りない印象。今後、物語の軸となるドラマが生まれるかをもう少し様子見。

RELEASE THE SPYCE

【どんな作品?視聴継続ポイント】

・街で暗躍する悪者を懲らしめる女子高生たちの戦いを描いた作品

・アクションシーンの多様さ、キャラの可愛らしさは視聴を継続する原動力になる。一方、積極的に押したくなるほどのインパクトはなく、キャラの言動がやや唐突に感じるなど、丁寧さに欠けるところが見え隠れし、やや不安。

参考:★☆☆☆☆(今の所、1話切り作品)

あかねさす少女

アニマエール!

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

ソラとウミのアイダ

火ノ丸相撲

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

 

以上、全体的に今後に期待の持てる作品が多めで豊作なクールと行った印象です。このまま、盛り上がりがどんどん加速していって欲しいですね。

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