※2019年4月20日更新
桜が早々に散り、2019年春アニメが始まりました。
早速ですが、管理人が春アニメの1話を見た上で、評価・感想とあわせて各作品を紹介します。
(一部、2話感想追記・それに伴い評価変更)
なお、記事は次のように構成しています。
①作品のおすすめ度(ランキング形式)
※前評判によらず、1話を見た上での自分の感想と印象を基準に作成。
②作品の見どころ・1話を視聴した後の感想と評価
③作品の良かった点と気になった点
※ショートアニメ・女性向け・二期ものは対象外としています。
2019年春アニメ 評価ランキング
※2019年4月16日更新
評価:★★★★★(必見・見ないと損)
鬼滅の刃
評価:★★★★☆(おすすめ・高評価)
キャロル&チューズデイ
評価:★★★☆☆(時間があれば全話見たい)
ひとりぼっちの○○生活
フルーツバスケット
ぼくたちは勉強ができない
評価:★★☆☆☆(3話まで様子見・もう少し継続視聴)
賢者の孫
消滅都市
世話やきキツネの仙狐さん
Fairy gone フェアリーゴーン
八月のシンデレラナイン
評価:★☆☆☆☆(残念ながら1話切り)
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
続いて、2019年春アニメを、各作品ごとに評価・感想とあわせて紹介します。
評価:★★★★★(必見・見ないと損)
鬼滅の刃
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
少年ジャンプ連載の漫画原作。
大正時代の日本を舞台に、鬼と化した妹を人へ戻すため、そして殺された家族の仇を取るため、鬼との戦いに挑む主人公の姿を描いたバトルもの。
大正という時代のロマンと、ジャンプならではの友情・努力・勝利が見どころになりそうです。
どの部分を切り取ってもクオリティの高い、期待しかない1話でした。
BGM・作画・演出・キャラクターの感情の動き、どれをとっても素晴らしい。
中でも、特に良かったのは、「日常→危機への切り替わり」が美しかった点。
危機の到来を予感させるモノローグをいれるなどの工夫により、日常と危機の間を上手く埋めていて、一連の流れが出来ていました。
また、BGMのクオリティがやはり凄い。
冒険感のあるBGMと、少し闇のある綺麗なBGMが組み合わさり、この作品の世界観が形作られていました。
一方で、唯一気になったのはキャスト陣の演技まわり。
全体的に叫びの演技が続き、やや気疲れする場面がありました。
主人公の演技は熱がこもっているのはわかります。
ただ、声の裏返りや息を多く混ぜた発声が多用されすぎており、耳に刺さる印象でした。
もう少し、耳に心地よい喋りを織り交ぜてもらえると、話により集中できると感じました。
シナリオ面も重いシーンが続いたため、上手く息を抜けるシーンがほしいところ。
この暗さだと、改めて話を見返すのには少し体力がいる気がします。
ともかく、今期かなりの注目作になることは間違いありません。あとは製作が順調に進むことを祈るばかりです。
※2話感想
次回予告パートのゆるい雰囲気や、ところどころに置かれたギャグにより、大分見やすい空気感になりました。
今後により、期待です。
【その他、良かった点と気になった点】
◎全てにおいてクオリティが高く、見応えしかない映像。特に、序盤の鳩に作品への気合が見えた。
◎OPでは漫画の効果を、アニメの画面に上手く落とし込んでおり、必見の出来。
△1話の内容が重かったせいでもあるが、キャスト陣の演技は全体的に力が入りすぎていてやや気疲れ。
※今作は、個別にネタバレなし紹介+ネタバレあり感想記事を作成していますのでご覧ください。
評価:★★★★☆(おすすめ・高評価)
キャロル&チューズデイ
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
後に「奇跡の7分間」と呼ばれる舞台へ立つことになる、ミュージシャンを目指す2人の少女の成長を描くヒューマンドラマ。
1話では、「AIが発達し、エンタメがAIに管理されているという世界観」の紹介と、「別の場所で暮らしていた主人公の2人(キャロルとチューズデイ)が出会うまで」を描いていました。
見た感想としては、意外と見やすいと思いました。
もともと、キービジュやPVからは「硬派」という雰囲気があって少し身構えていたのですが、意外と作品に入っていきやすいです。
多分それは、キャロルとチューズデイの会話のおかげだと思います。
意外と普通の女の子っぽいんです、2人の会話が。
他の日常系アニメの会話を、少し上品にしたような雰囲気。
ただ、会話の内容はしっかりとしています。「2人のバックボーンの違いと似通うところ」が会話の中でわかってきて、段々と2人が惹かれ合っていく。
「聞きやすさ」と「聞き応え」を両立させた2人の会話にだいぶ引き込まれました。
また、設定の提示が簡潔で無駄がなかったところも良い。
芸術がAIに管理された時代という世界設定。ライバルはAIの申し子になるという予感。主人公サイドの人間味の豊かさ。
対立構造を使いつつ、セリフやエピソードを上手く選びながら整理して、設定を提示できていたと思います。
魅力的な設定が、どのようにつながり、後の「奇跡の7分間」を生み出すのか。
物語の肝がしっかりしているだけに、期待が高まる1話でした。
気になる点としては、今後、山場を盛り上げることが出来るのかという点。
作中の音楽ですが、主人公たちが歌うのは洋楽。BGMはお洒落系が多めです。
感動に持っていきにくい音楽のように感じるので、そこが不安に思います。
【その他、良かった点と気になった点】
◎作画・BGM・挿入歌など、どれも高水準。
◎キャラクターや設定の紹介が無駄がない。また、配置が整理されていて、描きたいものが明確に伝わってくる。
△1話については、物語へぐっとひきこむ山場のようなシーンが作れておらず、演出は地味めな印象。
評価:★★★☆☆(時間があれば全話見たい)
ひとりぼっちの○○生活
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
漫画原作。
人見知りな主人公が、新しく始まる中学生活の中で友達をつくるために奮闘する、美少女日常系作品。
1話では、テンポよく人見知り属性をネタにしたボケを展開しながら、主人公と一人のクラスメイトが距離を縮めていく姿を素朴に描いていました。
まず、損をしていると感じたのはAパート。
クラスの雰囲気に馴染もうとして失敗する主人公。
彼女の人見知り気質がこれでもかというくらい発揮されているのですが、これが想像以上にイタい。
しかも、イタさに対する周りのリアクションやツッコミが意図的に描かれていないので、視聴する側が一歩引いてしまう雰囲気でした。
一方で、Bパートはとても出来が良い。
不器用ながらもクラスメイトと友達になろうとする主人公と、自然体でそれを迎えるクラスメイト。
新学期ならではの独特な距離の縮まり方が上手く描けていました。
特に見るべきは、1話ラストの二人が友達になるシーン。
これは結構引き込まれました。
恋愛ものによくある王道のレイアウト+少し雄大な雰囲気のある牧歌的なBGMにより、この作品ならではの個性が見えた感じです。
総括して、Aパートは星2、Bパートは星4評価と落差のある出来な1話でした。今後に期待です。
【その他、良かった点と気になった点】
○クラスメイトの「砂尾なこ」のクールだが優しいという鉄板のキャラ設定と、超人見知りの主人公の組み合わせがハマっている。
○キャラデザは丸みを帯びた線画とビビットな色使いにより素朴だが目を引く良いデザイン。
○表情のバリエーションがとても豊か。
基本の呆れ顔や笑顔はもちろんのこと、おどおどした表情や不器用な笑い顔などトリッキーな表情もよく描けていた。
△Aパートの雰囲気はイタさが強すぎた。
Bパートの良さを引き立てるため、最初だけあえてだとは思うが、万が一この雰囲気は続くと視聴が辛い。
フルーツバスケット
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
少女漫画原作。
1話では、苦労人の主人公が、心に闇を抱えてそうな学校のアイドル的少年の家に居候するまでを描いていました。
普通の恋愛系少女漫画に一味加えているのが、干支をテーマにしたファンタジー要素。
少女漫画ならではの繊細な心理描写と、このファンタジー要素がどのように組み合わさり話が展開されるかが見どころのように思います。
全体的に丁寧に原作をなぞっているというような気がします。その甲斐あって、1話の話の流れは破綻がなく自然でした。
また、作画やBGM,キャストの演技もどれも丁寧な出来だったと思います。
一方で、気になったのは演出面。
全体的に単調です。
Bパートではファンタジー要素も加わるため、少し変化をつけた演出もありましたが、正直あまりハマっていない。
洋食屋で寿司が出てきたような、違和感が残りました。
淡白かつ時々変と、個人的には作品全体の演出プランがあまり伝わってきませんでした。
総括して、現時点では星2よりの星3評価です。
【その他、良かった点と気になった点】
○主人公の苦労人かつ健気なキャラ設定は、話の中でよく表現されていて感情移入が出来た
○ヒーロー枠となる男性キャラはイケメンかつ適度に弱点も抱えていて比較的好感が持てる。
△演出面は上記の通り、不安の残る出来。
△往年の名作のアニメ化ということで、少しノリが古く感じるところも。
せっかくリメイクするのであれば、エッセンスを残しつつ今風にというチャレンジをしてほしかったところ。
ぼくたちは勉強ができない
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
少年ジャンプ連載の漫画原作。
ある理由により自分の不得意分野で受験しようとする天才少女達と、彼女たちを無事志望校合格に導くため奮闘する主人公の青春を描いたラブコメ作品。
明るく楽しくヒロインが可愛い。王道なラブコメという印象です。
1話は、導入に必要な色々な話がつまっておりテンポが良かったです。
主人公たちの出会い⇨少女たちがなぜ、不得意分野に挑戦するかと、主要キャラの方向性がよく伝わりました。
また、ヒロインのキャスト陣が歌うOPEDの楽曲のクオリティが高いのも好印象です。
一方で、気になった点も多い1話でした。
全体的に、決めどころとなるヒロインがデレるシーン。ここが雑です。
セリフと照れ顔のみで勝負していて、BGMや前後の動作とあわせた一連の流れがうまれていないように感じました。
また、照れ顔に対する主人公の反応も「とりあえず照れるだけ」のワンパターンで物足りないように思います。
シナリオ面では、ヒロインたちの天才という設定と実際の能力がかみ合っていないように思えました。
(普通、理系の天才ならテーブルゲーム系はある程度得意になるような気がします。)
真のヒロインは、先生という情報があるため、そこに期待していきたいと思います。
※2話感想(評価:星2⇨星3へ変更)
2話は、体育系の新ヒロイン「武元うるか」に絞った話でした。
大分萌える出来です。
20分を1人に絞った話にすることで、ヒロインがデレるまでの背景が描かれ、良い流れが生まれていました。
【その他、良かった点と気になった点】
○OPEDの楽曲はキャッチーで耳馴染みのよいもの。
○25分に話がつまっていて中だるみはない
○サブキャラの妹が一番可愛かったような印象
△ヒロインのデレとそれに対する主人公のリアクションが安い
△ところどころ、画面の情報量と写す時間がズレているように感じるシーンがあった
△設定と能力がかみあっていない、1話でヒロインの価値観をあっさり見せすぎなど、シナリオ面にやや心配も残る
評価:★★☆☆☆(3話まで様子見・もう少し継続視聴)
賢者の孫
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
なろう系ファンタジー。
国の英雄である賢者に育てられた、規格外の実力を備えた主人公の学園冒険譚。
ただひたすらに、主人公の成功体験を描きます。
まず、出来は良いと思います。
例えば、バトルの作画。
魔法によるエフェクト増し増しなバトルシーンと、体術による重心移動を感じるバトルシーン。
どちらも一瞬でしたが見ごたえがありました。
0歳~15歳までの成長を1話で描くテンポ感も、ダラダラとしておらず良い。
また、1話ではチラ見せでしたが、ヒロインのキャラデザが可愛いのも好印象です。
ただ、シナリオは典型的な「なろう系」です。
苦労や成長がなく、ただイベントだけを消化していくシナリオは好き嫌いが分かれると思います。
なお、私は苦手です。
【その他、良かった点と気になった点】
○バトルシーンの映像は、魔法も体術も丁寧に描かれていた
○キャラデザは大分可愛らしい。メインヒロインは綺麗なアクア様(「この素晴らしい世界に祝福を!」)
×キャラクター・シナリオ・設定、全てが典型的ななろう系。かろうじて魅力があるのは主人公のお爺さんくらいか
消滅都市
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
ソシャゲ原作。
謎の組織に追われながら、ロストと呼ばれる封鎖地区へヒロインを運ぶことになった主人公の旅を描く超能力バトルモノ。
全体的に作画に破綻はなくそこそこのレベルで纏まっています。動きも多く見応えはありました。
話のテンポはよく、密度の濃いものになっていたと思います。
一方で、残念なのは視聴者の関心・興味をひく工夫が見えない点です。
シナリオのテンポは良いものの、ただやりたいことを並べただけになっており、見たいと思う取っ掛かりがあまりない。
キャラクターも、出会ったばかりのヒロインに命をかける主人公の意図に共感できませんでした。(この先、背景が明かされるのだとは思いますが・・・。)
【その他、良かった点と気になった点】
○全体的に手堅くまとまった映像
○25分の中にエピソードがつまっており間延びしていない
×シナリオ面でもキャラクター面でも共感できるところがほとんどなく、内容に興味をもちづらい
△派手な演出はしているものの、シナリオとのつながりがみつけにくく、浮いた演出になっている
世話やきキツネの仙狐さん
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
仕事に疲れたサラリーマンの主人公を、手料理と優しさで癒やす狐の少女。
二人の日常を描く癒し系コメディ。
1話は、主人公がヒロインの仙狐さんに癒やされる姿が描かれる、暖かく癒し系な雰囲気でした。
感想としては、「あざとい、だがそこが良い。」といったところです。
連日の激務で疲れ果てた主人公を、全て肯定してくれる仙狐さんは魅力的です。
特に、仙狐さんの声が良い。
品の良さと可愛らしさを両立させた演技になっています。800年を生きた狐のロリ系少女というむずかしい役にマッチしていました。
OPからED後のCパートまで、堪能させていただきました。
また、本編ではCパートが、見どころだと思います。
「視聴者=主人公」の1人称視点で仙狐さんとのふれあいが追体験できます。最近だと、『One Room』と同じ構成のあれです。
このパートでは特に癒やされました。
残念なのはA~Bパート。
まず、会話が増長です。同じようなセリフが続き、テンポが悪い。
また、「癒やされる」がコンセプトのこの作品ですが、A~Bパートは作品の主人公がきちんといます。
となれば、その主人公に感情移入できるかが肝になります。
しかし、この主人公が微妙です。
キャラ付けはほとんど無に近いものの、言動は若干絡みにくい感じの不安定さがあり、好感を持ちにくかったです。
作画は安定しているものの、日常系の作画で注目すべき「細やかな動き」は見られませんでした。
今後、主人公とヒロインの会話に魅力が生まれるかが鍵になると思いました。
【その他、良かった点と気になった点】
○ヒロインの声が大変良い
○社畜描写が割とリアルで既視感を覚える
○Cパートの演出は、作品のコンセプトとマッチしており、好感が持てる
△主人公とヒロインの会話に魅力がない
△ 映像や演出は安定しているものの、光るところはなく、ここが見どころ!と推せるところがない出来
八月のシンデレラナイン
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
ソーシャルゲーム原作。
高校に新しく女子野球部を作ろうとする少女たちの活躍を描いた青春スポーツモノ。
少女たちの友情が育まれる過程と可愛さが見どころだと思います。
良い点は、シナリオ面。
全体的な流れは野球版ラブライブというべきでしょうか。
部活を立ち上げようと頑張る主人公と、その姿に惹かれて集まってくる仲間が登場します。
1話では、野球部に参加しようとする少女たちのバックボーンと、「小さな成長」がまとまりよく描かれていました。
演出面では青春感が上手く出せている点は良いと思います。
背景である空の表情の変化が良い。特に終盤の夕暮れシーンは綺麗でした。
これによりスポーツ+青春の空気が作れていたように思います。
最後にキャラデザも良かった。
顔の書き込みがやや多めで目を引きます。
現実離れした髪色を作らないことで、地に足ついた感じとなっています。
残念なのは作画。
1話から大分線がへたっています。また、画面同士のつながりも時々危うい。
そして・・・野球モノなのに動きがあまりない。
正直、このままいくと画面的な面白さは前期の「五等分の花嫁」より下になる気がします。
画面が持ち直すことに期待して、星2寄りの星3評価としています。
※2話感想(評価:星3⇨星2へ変更)
脚本とBGMは、更に良い出来になっていました。
一方で作画は、その脚本とBGMに失礼なくらいに劣化。
出来もしない仕事を請けて孫請けにまで投げるというのは、ビジネスとしてどうなんでしょう、という疑問がわきます。
【その他、良かった点と気になった点】
○1話のシナリオは手堅くまとまっていた。
最低でも9人を扱うことになりそうだが、すでにキャラの組み合わせも構築が進んでいるため持て余さないと予想。
○演出面では、空気の作り方が割と上手かった。
×作画は大分厳しい出来。崩壊しないことを祈るばかり。
Fairy gone フェアリーゴーン
【どんな作品?視聴後の感想と評価】
オリジナル作品。
妖精が存在する近代ヨーロッパ風の世界を舞台に、妖精を用いた犯罪を取り締まる治安組織に所属する主人公の戦いを描く。
戦争孤児・人造兵器・マフィアなどの硬派なキーワードと、妖精というファンタジーな要素が共存する独特の世界観が見どころとなりそうです。
1話の感想としては、もっともやってはいけない1話だったと思いました。
描かれたのは次のような映像。
25分間の最初の5分は設定説明の語りが淡々と続く。
残りの大半は、よく知らない人たちのバトルが延々と続く。
おまけに、カタルシスも何もなく、主人公と幼馴染の再会と因縁が描かれる。
作品と、作品に登場するキャラクターを好きになる間もなく、そんな映像を見せられても反応に困ります。
もっとも、映像はそこそこかっこいいです。
肉弾戦が多めのバトルシーンは華がありました。
1話のつかみはかなりイマイチでしたが、2話以降で気を取り直して「つかみの要素」が見られるかに期待します。
【その他、良かった点と気になった点】
○バトルシーンの作画は動きが多く、そこそこ見応えのある映像
○字幕のフォントは気を使ったものとなっていて、作風にあっていた
×物語に引き込む気のない、設定の羅列と派手なバトルだけが続く1話は関心がうまれない
評価:★☆☆☆☆(残念ながら1話切り)
・この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
シナリオに興味はあるものの、キャラ造形、設定の提示方法に、過去の名作を現代風にアレンジする意欲・工夫が見られず視聴が困難。
総評価・感想(2019年春アニメ)
今期は、全体的にバランスの取れたクールという感想を持ちました。
オリジナル作品あり、有名漫画原作の大作あり、萌え要素多めの作品あり。
また、女性向けに目を向ければ、幾原 邦彦監督の「さらざんまい」や、プリティーリズムシリーズが原作の「KING OF PRISM」など、個性的な作品も・・・
自分に合う作品が見つけやすいクールとも言えるかもしれません。
クールが終わったあと、強く印象に残る作品があると嬉しいですね。
以上、1話視聴後評価記事でした。